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千早絵完成+おまけ

はい、そんなわけでこの前描いた千早完成しましたー。



妹魂Pの絵を元に描かせて頂きました。
いやー妹魂Pは体のバランスの取り方うまくて嫉妬w

いちお発光の使い方を練習兼ねて描いて見ましたよー。
百合根Pのお絵描き見た時のテクニックが予想以上に使いやすくて、
これは色々応用効きそうな感じです。

まあなんだかんだで最近お絵描きしてないけど、
ちょっと1時間SSにも挑戦してみました。

まあ正確にはタイムオーバーで、
1時間30分でしたけどね・・・w

文章の難しさとかを久々に味わった瞬間でありました。

いちお闇に葬るはずでしたがひっそりここにアップしておきますね。


【メール】

「あーもう、どうしたらいいのかしら……!」

私は今ある控室のドアの前隠れるようにして部屋の入り方に多いに悩んでいる。

いつもならなんの気兼ねもしないではいる控室だが、
今回ばかりはそうもいかない。

理由は少し前に遡る――

「また足引っ張って! まったく何やってるのよ!」

「おい、伊織言いすぎだぞ!」

「プロデューサーは黙ってなさいよっ! 
 大体何でそんなに練習した部分ができないわけ!?
 おまけにこけた拍子に私を掴んだから私までこけたじゃない!」

「ううっ、ごめんなさい伊織ちゃん……」

私がそういうと涙目になりながら謝っているのは、
私とユニットを組んでいるアイドル萩原雪歩。

毎回おどおどして、自信なさげで小動物みたいな子だ。

「まったく次はしっかりしないとユニット解散するから!」

そういうと、私は控室のドアを開けてずんずんと歩く。

「おい、待て伊織……!?」

慌ててプロデューサーが私を追ってくる。

でも私は速度を緩めずにずんずん歩く。

「なあ、伊織。雪歩も悪気があってやったわけじゃなくてだな……」

やっとのことで横に並んだプロデューサーがそんなことを言う。

「何よ、あの子の肩持つわけ?」

私がそういうと、頭をかいて

「そういうわけじゃないけど……」

「じゃあ、なによ?」

そう言いながらプロデューサーを睨んでやる。

それにちょっと怯んだ表情を見せたが、

「雪歩はさ、今日の日の為に一生懸命練習してた。
 それは一番おまえがわかってるだろ?」

そういってきた。でも構わず私は歩く。

「それに、おまえだって今回は雪歩だけのせいだけじゃないって
 わかってるんじゃないか……?」

「………」

その言葉に思わず足を止める。

そして一言、「知ってるわよ……」そういった。

そう、あの子が頑張ってるということも知ってる。

今日の為に少しでも苦手なダンスをマスターしようと、
毎日ヘトヘトになる通常レッスン終わった後、1人で練習してるのも。

今回は私が歌詞ミスをして、そのあせりからペースを乱し、
その結果あの子がついていけなくなったことも。

でも負けたくやしさとかそういうのでつい文句を言わない
雪歩にあたってしまったことも。

――全部知ってるわよ。

私がそういったのを聞いて、プロデューサーは
「伊織。雪歩に謝ってきたらどうだ?」
そう優しく、私に言ってきた。

そして今に至るわけだが――

なんとか部屋の前にきたはいいけどどうにも罰が悪い。

どうやって謝ろう?

ケース1:普通に会いに行く

ダメだ、さっきと同じで文句をいいそう……。

ケース2:プロデューサーに頼む

これはこれで何かダメよね……。

ケース3:うさちゃんに頼む

うさちゃんを動かしたいの? ならぼくと契約して魔法少女に(ry

いやならないわよっ!? というかアンタ誰よ!?

などなど、どうしたものかと思っているとふと手に持った携帯に気が付く。

そうだ、メール! これなら……!

そう思い今日雪歩にあたってしまったことなどを謝る文を早速書いて送ってみる。
しばらくすると雪歩の着メロがなった。
そして返事を書いているのか携帯を一生懸命操作している音がする。

~♪ ~~♪

今度は私の携帯が鳴った。
しまった! マナーにするの忘れてた!?

ああー私の馬鹿! これじゃ大恥じゃないっ!

なんて思っているとまた着信音が……?

メールはやっぱり雪歩で

今日は本当にごめんなさい。私ドジばっかで……。
今度はちゃんとうまく踊れるようにしておくね!

そう書いてあった。

何よ、あんたのせいだけじゃないでしょ……。

だから――

あんたのせいだけじゃないでしょ。私も悪かったわ。
ちゃんと苦手なの考慮して、
抑えないと行けなかったのに勝手にどんどんすすんじゃったし……。

そう返信し、しばらくするとまた返事が返ってきて、

ううん、伊織ちゃんが私に気を使ってくれてたの知ってるよ。
苦手なパートわざと前に出てくれたよね? 私嬉しかった。

そういう雪歩こそ、私が歌詞忘れた部分フォローしてくれてたじゃない。

あ、あれは偶然だよ~……。あ、でもあの表現の部分はうまくいったよねw 
プロデューサーも褒めてくれたし。

そんな今日のオーディションのことをドアを挟んで
お互い話せる距離にいるのにメールでそんな会話をする私たち。
傍から見たらおかしな光景かもしれない。
でもそれでも言いたいことを言えない雪歩、言いすぎてしまう私。
今の私たちには丁度いいと思った。

しばらく二人で今日のことや他愛ないことをメールしあったあと、
ふと部屋の中を覗くとばっちり雪歩と目が合う。

「あの、伊織ちゃん(雪歩)!」

そしてほぼ同時に二人して同じ台詞を言い、それがおかしくて二人で笑い合う。

――この後言う台詞もきっと同じ。今度は素直に言えそうね……。
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